ウオーキング

2014年1月22日 (水)

初ウオーキング

1月20日 今年初めてウオーキングをしました。

朝夕は寒いので昼食後、夫と出掛けましたが、身体の重かったこと。

体重は10月に健康診断を受けた時より1.5㎏増えていました。

 

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我が家の近くのM川は川幅が狭く、急勾配で高いコンクリートの

護岸壁とフェンス囲まれ、川に降りることはできませんが、

30分位下流に向かって歩く川幅もゆったりとし、

コンクリートブロックは一部分だけ(写真↑)だったり、

すべてが自然護岸(写真↓)の場所もあります川に下りる階段

所々にあるので、水遊びもできそうです。

 

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自然護岸は生きものに優しいですね。

カルガモが日向ぼっこをしながらなにかを啄ばんでいます。

田園の間を流れるM川は野鳥の楽園で、

晩秋から冬の間はたくさんの鳥を見ることが出来ます。

 

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せせらぎ広場で見たアオサギ。

とても大きなサギですが、近づこうとすると飛び立ってしまいます。

最大に近づいて写してもこの程度です。

この他コサギ、ハクセキレイ、カルガモ、マガモ、

どこにでもいる雀、カラス等も見ることができました。

 

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M川の近くの公園で見たカワセミ。

肉眼では真中の電信柱下の木の手前の枯れ枝上部に

青い綺麗なカワセミがはっきりと見え、

画像を縮小する前の写真でも確認できたのですが残念です。

 

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画像中央あたりの細い枝に、小さな魚を食べ終わって、

こちらを向いてお腹を見せているカワセミがいるのですが、

この画像では細い枝さえも見えません。

草木が枯れ、大好きなカワセミをすぐに見つけられるこの

になると、毎年もっと高倍率ズームのデジカメが欲しくなります。

 

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カワセミの写真を撮っているアマチュアカメラマンたち。

何時間もかけてシャッターチャンスを狙っています。

この日は3名だけでしたが、いつもはもっと多くのカメラマンが

並んでいるそうです。

一人の方からカメラの中のカワセミの画像見せて頂きましたが、

とても綺麗でした後の祭りですが、その方のカメラ画像を

写させて頂いておけば、ブログにアップできたかもしれませんね。

 

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なんじゃもんじゃ(ハルニレ)の木

この道はプールに行く時、車でよく通りますが、まだ花を見たことが

ありません。5月のゴールデンウイークが明けたころ

咲くそうですので今年はぜひ見たいと思います。

案内板によると、この木は江戸時代の御典医・半井驢庵が朝鮮半島

から持ち帰り、屋敷の門の両側に植樹されたうちの一本と伝えられ、

樹齢は300年以上だそうです。当時ハルニレは大変珍しい木で

あったため、木の名前がわからず「なんじゃもんじゃ」の木と

呼ばれるようになったようです。(神奈川県指定天然記念物)

 

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幹の中心部は上から下まで空洞になっており、

表皮が失われたところは割り竹を並べて塞いであります。

木の生命力は素晴らしいですね。

 

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市内に入り自宅が近づいてきました。

あと2カ月ちょっとすると、桜が満開になるので楽しみです。

 

本日の歩数・歩行距離 14302歩  8,16km

ゆっくりと歩いたので110分かかりましたが、

疲れは残りませんでした。

2013年12月 6日 (金)

奥多摩湖

鳩の巣から奥多摩湖までは、20分位で着きます。

ダム湖近くの無料駐車場に車を止め、付近を散策しました。

 

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奥多摩湖は昭和32年に多摩川を小河内ダムによって

堰き止めて造られた人造湖で、総貯水量1億8000万トン、

都民の利用する水の約2割を供給しています。

 

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高校2年生の春、クラスメートと川苔山に登り、

帰りに寄ったのが初めてなので、51年ぶりになります。

桜がとても綺麗だったことを、覚えています。

 

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紅葉を期待していましたが、少し遅かったようです。

 

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小河内ダム

余水吐(よすいはき)のアップ写真です。

5門のローラーゲートで構成されており、

最大1500立方メートル毎秒放流することが可能だそうです。

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余水吐を下流側から撮った写真です。

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人工降雨施設

この夏、首都圏の水がめは水不足となり、

登場したのが小河内ダムの人工降雨装置。

テレビのニュースでも放送されましたね。

ヨウ化銀を含んだ煙を出して、空の雲と反応させて

雨を降らせ、ダムに貯める仕組みだそうです。

降水量はわずかでしたがちゃんと降ったようですね。

 

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ダムサイドには年に2度咲くという、四季桜が咲いていました。

四季桜は愛知県・小原の四季桜をReiさんやSaas-Feeの風さんの

ブログで拝見したことがありますが、実際に見るのは初めてです。

まだ木も小さく、お花もまばらで寂しい気がしましたが、

この時期に桜を見ることが出来てHappyでした。

2013年12月 4日 (水)

鳩ノ巣渓谷

12月1日(日)母を見舞いに行きました。

母は相変わらずでした。

母を見舞ったあと、足を延ばして東京・奥多摩町にある、

鳩ノ巣渓谷と小河内ダムに行ってきました。

お昼は外で食べている時間が無いので、

家で簡単なサンドイッチを作り、車の中で食べました。

(アクセス:圏央道青梅インターから約30分)

 

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車は青梅線・鳩の巣駅近くの町営無料駐車場に止めました。

道路に出て、左右を見まわすと、右手にトンネルがありました。

その先には綺麗な紅葉が見えます。

足は無意識のうちにそちらに向かっていました。


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真っ赤な紅葉が綺麗

鳩ノ巣渓谷は鳩の巣から白丸まで約500m続く

多摩川上流の渓谷で、

多摩川30景にも選ばれているそうです。

巨岩や奇岩が連なった渓谷はまさに絶景でした。

私達は白丸から逆コースを歩きました。

 

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駐車場から10分位歩くと白丸ダムに着きました。

ダムの下には白丸発電所があります。

右手上流がエメラルドグリーンが美しい白丸湖で

渓谷沿いは遊歩道になっていますが、

時間がないのでパスしました。

 

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ダム下流の魚道

白丸ダムによって遮断された、多摩川を遡ってきた魚を

通すため作られた日本最大級の魚道だそうです。

 

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遊歩道と言っても険しい道もあります。

私達は下りですが、鳩の巣から歩いてきた人は上りになります。

四つん這いになって上っているシニアのグループもいました。

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南天の実

 

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ヤブコウジとマムシソウの実

 

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鳩ノ巣小橋に着きました。

吊り橋なので歩くとゆらゆら揺れます。

橋にはスケッチをされている方がいましたが、

気持ちが悪くならないのかしらと、心配してしまいました。

 

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渓谷と紅葉(鳩ノ巣小橋・上流)

渓谷が深いのであまり日が入らず、紅葉はイマイチのようでした。

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下流側から鳩ノ巣小橋を撮りました。

 

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夫は小学校の頃、遠足でここに来て、渓谷を歩いたり、

水遊びをしたそうです。河畔には多くの旅館があり、

賑っていたそうですが、今はほとんど営業していませんでした。

お土産には鳩の笛を買って帰ったそうですが、

お土産屋さんも見かけませんでした。

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かつての旅館の名残か、モミジの紅葉が綺麗でした。

 

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2013年12月 2日 (月)

相模原公園のメタセコイヤ

11月29日(金)メタセコイヤの紅葉を見るため、

県立相模原公園に、夫と行って来ました。

公園は我が家から、車で40分位のところにあります。

 

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途中で見た相模川の風景。大山がよく見えます

 

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「みんなの花壇」にはパンジーやビオラが植えられていました。

春になったら土が見えなくなるほど沢山の花が咲くのでしょう

 

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「きらめきの流れ」ではカモが暢気そうに泳いでいます。

 

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公孫樹はそれほど多く植えられていませんでしたが、

紅葉は綺麗でした。

 

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シンメトリーに配されたメタセコイア並木の紅葉。

赤茶けていたので、枯れていたのかと思いましたが、

これが紅葉のようです。

もっと近寄ってメタセコイアの木や噴水等の写真を

撮りたかったのですが、カメラのバッテリーが切れてしまいました

東南アジアの熱帯雨林を模した温室

「サカタのタネグリーンハウス」を見学したり 

(入場料大人200円/65歳以上無料)

隣接する相模原市立麻溝公園で小動物と触れ合ったり、

高さ55mの展望塔に登り、大パノラマを満喫したりと、

約2時間近く、楽しい午後のひと時を過ごしました。

 

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これは息子が土曜日に、

愛犬クウを相模原公園のドッグランに連れて行った時、

ソニーの光学30倍ズームジカメで展望室から撮った写真です。

人間の目では見ることのできない、

横浜ランドマークタワーまで写り込んでいるのを見て、

カメラの性能の良さにびっくりしました。

2013年11月 1日 (金)

秋空ウオーキング

爽やかな秋晴れの日、久しぶりに夫と散歩をしました。

夫とのウオーキングは美味しいランチつきですが、この日は

ランチ以上に嬉しい発見がありました。

 

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いつも通るM川の護岸壁に、鈴生りのアケビを発見しました。

何十年とこの道を散歩してきましたが、今までどうして気がつかな

かったのでしょう。

 

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アケビは護岸壁の上から下に沿って生っていました。夫がフェンス

の間から手を入れ、上の方になっている実をとってくれました。手の

届かない場所になっているアゲビの方がずっと多いので、鳥さんの

ご馳走になるでしょう。アケビの花はまだ見たことが無いので、来年

の春は花の写真を撮る楽しみも増えました。

 

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家に帰り中の果肉を食べてみました。種が多くて食べにくかったもの

の、ほんのり甘くてクリーミーな味がしました。東北では皮を漬け物に

するそうです。他の料理方法もあるかもしれないので、ネットで調べ、

美味しそうなものがあったら作ってみようと思います。

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畑の柿

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沿道に植えられたアメリカハナミズキの実

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護岸壁のピラカンサス

 

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畑の隅に植えられていた菊の花

 

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 護岸壁のススキ


1ヶ月前、緑色だったピラカンサスは赤い実となり、秋色に染まって

いました。秋風にそよぐススキの穂もキラキラ輝いて綺麗です。

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夫はすき焼き風の味付けが美味しい肉豆腐定食を、私はネギトロ丼

定食をオーダーしました。マグロのたたきと刻みネギをのせるだけの

簡単な丼ですが、上げ膳据え膳で頂けるのは一番のご馳走です。

この他にデザート(ムース)とソフトドリンクがつきました。

 

 

2013年10月21日 (月)

野毛山動物園&嬉しいプレゼント

10月18日(金)

横浜・新高島に用事があったので、終了後ウオーキングがてら野毛山

動物園に寄ってみました。新高島は横浜からみなとみらい線で一駅で

すが、歩いても15分位なので歩くことにしました。用事を済ませた後、

みなとみらいまで歩き、ランドマークタワーで遅いランチを食べ、(写真

は撮り忘れました) 紅葉坂経由で野毛山動物園に向かいました。

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野毛山動物園には100種類、約1400頭もの動物や鳥類が飼育さ

れているそうですが、入園料は無料です。長女が3歳、長男が1歳頃

に一度訪れたことがありますが、ほとんど覚えていませんでした。

一時期は閉鎖されるような噂も聞きましたが、人気が回復したようで、

この日は平日にも関わらす、母子連れや、学生さんらしきカップルで

けっこう賑っていました。

 

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目がくりっとして可愛いレッサーパンダ。

 あちこち動き回るので写真を撮るのも大変です。

 

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インドクジャクとキジ

白いインドクジャクは放し飼いです。

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アミメキリンはサバンナで群れを作って生活しています。

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長い首を伸ばして檻の外のツツジや木の葉を食べています。

大きいオスは身長が5mもあるそうです。

 

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スイスイと飛ぶように泳ぐフンボルトペンギン。

 

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胸の黒いラインが特徴です。

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「なかよし広場」ではいろいろな小動物と遊んできました。ラットの綱渡

りは目が離せません。モルモットを触ると柔らかな温もりが感じられ癒

されました。2時40分から4時15分まで見学し、JR桜木町まで歩きま

した。総歩数18560歩。距離にして約10km。ちょっと疲れました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

10月20日(日)

息子家族が誕生日プレゼントを届けてくれました。孫のK 君は少年

野球で土日とも忙しいのですが、この日は雨で試合が中止でした。

小学1年生で野球を始め、しばらく補欠のライパチ君(ライトで背番

号が8)でしたが、年生からはレギュラーとなり、レフトで4番バッター

を任されるようになったそうです。頑張り屋さんでしょう!

 

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プレゼントは前から欲しかったカメラバッグ。
お財布やちょっとした小物

も入り、ウオーキングや街歩きの時重宝しそうです。どうもありがとう

 

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2013年9月30日 (月)

ウオーキング&ランチ

爽やかな秋が到来し、外で過ごす時間が楽しくなりました。

この日は夫とランチに・・・

せっかく減らした体重が、ここ2週間で少しリバウンドしてしまったので、

カロリー消費のため、歩いて行きました。

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息子からプレゼントされたランニングシューズを履いていざ出発

M川沿いを歩きます。シューズが良いと足取りも軽快のようです。

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良い姿勢を保ち、手を振ってサッサと歩けば良いのですが、

デジカメを持って歩くと、ついついまわりのお花に目を奪われます。

夫は先の方で私を待っています。

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八重のムクゲとフヨウ。可愛いですね。

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やっと秋らしい花が・・・

風に揺れるコスモスが素敵です。

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鈴なりのピラカンサ。赤い実はまだ緑色でしたが、今年は色づくのが

早いようです。

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彼岸花にも
出会えました。

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田圃に入れる水を抜いたせいか、所々に残っている水たまりには

ザリガニがたくさんいました。水が完全に無くなったら、ザリガニは

どうなるのでしょう。

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片道30分近く歩くと、いつものお店に到着です。

夫はミックスフライ定食 私はダイエットのため雑炊定食にしました。

2013年9月18日 (水)

秋色のジニア

9月17日、台風一過の朝、空は澄み、肌寒い位の空気でした。

数日前までは、歩き始めて15分もすると、汗びっしょりになりましたが、

この日は1時間歩いても、ちょっと汗をかいただけでした。

このまま本格的な秋になるのでしょうか。

テレビでは被災各地で復旧作業に追われている人々の様子が

写されていました。農作物の被害も多かったようです。

被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。

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百日草(ジニア)

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暑い夏の盛りから、秋遅くまで花を楽しめるヒャクニチソウ。

仏花のイメージがありますが、品種改良が進み、豊富な花色と種類が

あり、花壇や鉢植えなどでも、広く利用されるようになりました。

今年は求めるのが遅くなったので、秋色らしい花を連れて帰りました。

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シコンノボタン

深い紫色の花が魅力的で、葉はビロードのような手触りがします。

剪定をするのを忘れ、自然のままにさせているので、ヒョロヒョロに

間延びしています。先日求めた蕾がいっぱい付いているいる一鉢は、

残念ながら、蕾がすべて落ちてしまいました。

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Tさんより1つ1kg近くある大きな梨・新高を送っていただきました。

ありがとうございました。

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娘婿が船釣りで釣ったイカが冷凍便で送られてきました。

ありがとうございました。

2013年8月23日 (金)

伊豆・松崎・まち歩き・なまこ壁の家

牛原山展望台から下り、まず向かったのは伊豆文邸でした。

隣に無料足湯があったので覗いてみると誰もいません。疲れた足

を癒すのにちょうどよいと思い、立ち寄ってみることにしました。

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「伊豆文邸足湯」  泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉。

神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、冷え症などに効能があると 

書かれていましたが、足を入れてびっくり。熱くて3秒と入れていられ

ませんでした。しかしせっかく裸足になったので、両手両足をさっと 

入れましたが、シャキッとして疲れがとれたような気がしました。

 

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白と黒のコントラストが美しいなまこ壁。模様も色々あるようです。

 

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「伊豆文邸」  明治43年頃に建てられ、昭和の初期まで呉服店を営ん

でおり、2005年1月に所有者から「町の活性化のために使ってほしい」

 と町に寄付されたそうです。

 

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座敷と土間

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裏側から見た「伊豆文邸」と2つの蔵

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 かつて薬問屋だった近藤邸 (近藤平三郎生家) のなまこ壁の横は

 「なまこ壁通り」 と呼ばれ、江戸時代からのなまこ壁が並んでいます。

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レトロな
「松崎町観光協会」と2階のステンドグラス

 

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「ときわ大橋」  なまこ壁で欄干を装飾した珍しい橋。

長さ約30mの欄干両側に、桜の花、空を飛ぶツバメが漆喰で鮮や

かに描かれているます。 

 

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「時計台]  大正13年に昭和天皇ご成婚の記念として建てられた

ものを、昭和62年に町づくりのひとつとして復元したそうです。

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「中瀬邸」  明治20年に呉服屋として建てられ、昭和63年に母屋や

土蔵など七棟からなる邸を町が買い取り、呉服問屋の再現や歴史的 

資料の展示、地場産品の売店や喫茶、観光案内など松崎観光の拠点

としての役割も果たしています。 

 

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蔵の扉は入江長八作。

  

Panelimg_2

 

中にはいると係りの方が案内して下さいました。写真には撮れません

したが、太い柱や梁、天井の漆塗り、床の間のビャクシン杉、瀬戸物

できた「橘」の 家紋の釘隠し等、とても贅沢な建物でした。ガラス戸

のガラスは手作りのため、少し歪んでいますが味わいがあり、今は喫

茶室になっている御座敷からは中庭の池などがみえます。

 

Sdsc08408 Sdsc08409

 

お店が再現されており、番頭さんの席には明治時代から使われて 

きた大福帳等がおかれていました。内蔵もあり反物をここから出し

ていたそうです。
 

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内蔵の扉は黒漆喰と黒なまこ壁。これらは手間・暇・お金のかかる非常

にぜいたくなもので、財力を誇った豪商の象徴とされたそうです。 

 

Photo
内蔵の中には当時の道具や骨董品が保管されていました。

今まで長野県の小布施や岡山県の倉敷でなまこ壁の建物を見てきま 

したが、松崎のなまこ壁が一番素朴で温もりがあるように感じました。

 

 

2013年8月21日 (水)

伊豆・松崎・まち歩き・長八記念館~牛原山展望台

『伊豆の長八美術館』を出たあとは散策マップを頼りに松崎の街並み

を散策しました。先ずは長八が幼少のころ、学んだという浄感寺へ。

浄感寺は長八の菩提寺であり、堂内は『長八記念館』になっています。

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長八は少年の頃この寺で学問を学び、12歳頃まで育てられました。

31歳の頃、弘化2年(1845)、浄感寺再建にあたり、学び育てられた

御恩返し一つとして、江戸から弟子2名を引きつれ、本堂内陣天井に

「八方睨みの龍」欄間に「飛天」などの作品を残しました。残念なが

ら堂内撮影は禁止とのこと、素晴らしい作品はこちらのサイトでご覧く

ださい。

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長八は江戸で精力的に仕事をしていたので、作品は当時の江戸に多

くありましたが、江戸は火事が多く、殆どが焼失し、残った作品も関東

大震災震や戦火で失われたため、現存する作品は、松崎町に残る

作品を除くと、極めて少ないそうです。

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浄感寺を出ると道路の向かい側に樹木が多く、涼しそうな神社が見え

たので涼みがてら、立ち寄ることにしました。神社の名は伊那下神社

産業と航海の神を祭る松崎の鎮守で、延喜式にも記載がある古い神社。

源頼朝が寄進したという国宝「松藤双鶴鏡」を蔵しているそうです。

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境内の池にはホテイアオイが綺麗に咲いていました。

近くには神明水と呼ばれている湧水がありました。ペットボトルに汲み

取っている方の勧めで、一口飲んでみると、確かに冷たくてまろやかで

美味しい水でした。この水は長寿の水として地元の方から大切にされ

てきたそうです。

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鮮やかな朱の拝殿

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拝殿の奥には
本殿が見えます。

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県の天然記念物に指定されている「親子いちょう」は樹齢1000年。

見事な枝ぶりです。

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こちらのいちょうも大木です。

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寄り道

神社の敷地内にある看板を見て、650mなら大したことないだろうと

登り始めましたが、階段はかなり勾配がありきつく、鬱蒼とした森の

を歩く人はだれ一人なく薄気味悪いので、引き返そうと思いましたが、

勇気を振り絞って歩き続けました

 

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汗を拭き拭き、歩くこと45分、

 ついに牛原山展望台に辿りつきました。

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目の前に広がる松崎の町と海。

霞んでいなければ右手上に富士山も見えるそうです。

やっぱり登ってきて良かった~

下りはただひたすら階段道を下りましたが(30分)、足(膝)が痛く

ならなかったのは、ステップ運動のおかげかもしれません。

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