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2014年3月 3日 (月)

庭の椿が咲き始めました

万葉の昔から日本人に親しまれてきた椿。

生まれ故郷は日本をはじめとする東アジアです。

一年中艶々とした光沢の葉を持つ照葉樹で、

花の少ない冬から春にかけて赤や白、ピンクの

様々な花をつけてくれます。

我が家の庭には5種類の椿が植えてありますが、

今年はどれも蕾がたくさんついています。

花の最盛期は1ヶ月後位になると思いますが

今から楽しみです。

 

Sdsc01210

 

椿・紅乙女(コウオトメ)の一番花

中輪の千重咲き種で、

同じ仲間に桃色の乙女椿と白の白乙女があります。

どの花もその名の通り、乙女のように可憐な花です。

乙女椿は江戸時代に九州の久留米藩で生まれましたが、

あまりの人気の高さに藩外流出は「お止め=乙女」

なったことがその名の由来だそうです。

私は単純に紅色の乙女椿なので(べにおとめ)と

読んでいましたが、調べてみないとわからないものですね。

 

Sdsc01179

 

 やぶ椿の一番花

椿の仲間は園芸種(200種類以上)が多く、

そのほとんが重弁花か花弁に白色などの絞りが入っていますが、

やぶ椿は日本に自生している野生種で、

その園芸種の元となっています。

山茶花のように花びらが一枚一枚散らず、ポトリとおちますが、

それは花弁のつけ根と雄しべが合着しているからだそうです。

 

Sdsc01209

 

 絵姿の一番花。

残念ながらすこしピンボケですね。

尾張の古花で、白地に紅の大小の縦絞りが特徴です。

紅一色や紅が多く入った花も咲きます。

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ガーデニング」カテゴリの記事

コメント

hiroさん
 お早うございます
ご自宅の庭に5種類もの椿の樹!
しかも今年は全てに蕾が付いた
1か月後が愉しみですね
それまでの間も開花情報を知らせて下さいね


椿の花は傷みやすく汚れやすいと聞いていますし
植物園にも椿園が有りますが・・・・です。


雨の雫を貰って一番花の紅乙女「こうおとめ」と読むのですね
名前の由来お止がも愉快ですね
「べにおとめ」と読んでこの方が好いのにと思いましたが納得しました。
花の名前もこのようにして覚えると
愉しく印象に残りますね
 

やぶ椿は一般的な椿でしょうか?
優しい風情が好きです
一番花は特に愛しいですね
花びらがポトリと落ちて病床には飾りませんが
単に花弁の付根と雄しべが合着しているだけ
意味が解ると忌み嫌うことも無いのではと思いますが・・・


縦絞り絵姿の一番花蕾にピントが合ったのですね
葉っぱが邪魔をしているようですが
それも自然の姿ですね
綺麗な花びらが大好きです


hiroさんのブログへお邪魔するといつも学ばせて頂いて感謝です

古都人さん、こんにちは~♪
椿の密や花びらはヒヨドリが大好きで、食べるものが
なくなるとやって来ては啄ばみます。
白い乙女椿も咲いていたのですが、時期遅しで
すでに食べられていたので、今回は写真を撮りませんでした。
鳥も生きるのに必死なので仕方ありませんね。


私も紅乙女(おとめつばき)とずっと読んでいました。
乙女がお止めの当て字とはびっくりです。
今はそれほど人気のない椿ですが、江戸時代には
武士にも町人にも人気があったようですね。
やぶ椿は日本原産の椿で、よく山などに生えている椿です。
初めて生け花で椿を活けた時が、この椿でそれ以来のファンです。


絵姿は高いところに咲いていたので、小さな梯子を
使って写したんですよ。
葉っぱが邪魔でしたが、手が届きませんでした。

hiroさん こんばんわー
あれー…hiroさんのblog画面は通常と
変化なしですね。
弊blogは、表示画面が、何故か変わり
見ずらくて困ってますよ。
多分、ココログソフトに異常が発生したのではと
思ってますが…困ったもんです。
で、ツバキですね・・・
家は、庭が狭くて植え付ける事ができませんよ。
私は欲しいのですが、家内がノーなんです。
と、言うのは、相当前ですが、ツバキに居た
ケムシにやられ痛い目にあったもんで・・・。
それにしても、いろんなカラフルな花が
あり、羨ましいです。

kucchanさん、こんばんは~♪
いまkucchanさんのブログを訪問してみたのですが、
ブログは表示されるのですが、肝心の記事が
空白でしたね。私の方は日中検索機能がおかしくなり、
なかなか個々のサイトに到達しなくて困りました。


そうですね。椿にはチャドクガという害虫がいますね。
私はまだ被害を受けていないのですが、若い頃夫が
酷い目にあったことがあります。
今のうちに葉の裏を調べて、卵を駆除しておくと良いのですが、
葉が多すぎてどうしようもありません。
私はこの他に鉢植えの椿も育てていますが、
鉢植えはオルトランを蒔いておけばまず大丈夫です。

hiroさん、こんばんは。
3種のツバキがそれぞれに個性を発しながら咲いている様子
これからしばらくの間は楽しめますね。
久留米や尾張というような由緒までご存知なので
さすがだなあと思っています。


紅と白のツバキの花はその色の割合が花によって異なるのですが
割合毎の花の発生率を調査してみるとどんな結果になるのでしょう。
これには興味があるのですよ。
その調査を毎年続けるのです。
それを調べて何になるのかって疑問が出ますが
単なる興味ですのでね。


でも5種類も育てておられるとはねえ。
我が家の庭には2種類3本ありますが
まだ咲く気配はありません。

Saas-Feeの風さん、こんばんは~♪
椿は茶花として欠かせない花なので茶道の盛ん
な地域で主に品種改良されてきたようですね。
今はアメリカが最大の品種改良国だそうです。


赤と白の割合毎の花の発生率を調査してみるのって
根気のいる仕事ですね。よほど興味と好奇心が
ないと出来ないことだと思いますが、沢山のデーターを
をとれば何らかの発見が「あるかもしれないですね。


5種類といってもありふれた」種類ばかりなんですよ。
でも沢山咲いたら綺麗でしょうね。待ち遠しいです。


今晩は!
残念ながらすこしピンボケですね。>どうしてどうしてきれいです。
これでピンボケなら私のは?
庭に山茶花も椿もありますが、
椿にもただ椿ではなくてそれぞれ種類があるのですね。
コウオトメ>滴が何とも言えない風情があります。

hiroさん  こんばんは
美しい椿の花、夫々に名前も素敵で
花姿にも魅せられています。
お花の管理も、名の由来から育て方まで
良くご存じで愛情の深さを感じます。
一重咲きや八重咲きは良く耳にしますが、
千重咲きを初めて知りました。
縦絞りの椿も素敵ですが、
昔から見慣れている、やぶ椿に
魅かれるものが有ります。
沢山の蕾、これからが楽しみですね。

こんばんは!
椿が咲き始めましたね!
私が一番すきな「薮椿」も咲いたのですね!

これからが当分は楽しめますね。
紅乙女とはコウオトメと呼ぶのですね〜
私はまたベニオトメと呼んでいました。
有名な胡麻焼酎の銘柄にあるのです。
今はもうのみませんが、ワインのような
味だったことを覚えています。

Reiさん、おはようございます♪
ピンボケの写真は高い所に咲いていたので
小さな梯子に乗って写しましたが、小雨も降っていたので
2枚しか写せませんでした。お花にピントを合わせた
つもりが、蕾に合ってしまいました。
紅乙女は公園などによく植えられていますね。
江戸時代に爆発的に人気が出たそうですが、そのころは
千重咲きが珍しかったのでしょうかね。
今だと平凡に思えますが、時代によって好みは「変わりますね。

すみれさん、おはようございます♪
お花の名前はわかりますが、由来などはネットで調べました。
今までずっと感違いしていたこともわかって良かったです。
これもネットで調べたのですが、千重咲きとは、
花弁が重なって咲き、雄しべがない(もしくは、見えない)
ことで、花びらは30枚ほどあり 抱えぎみに宝珠を残しながら開く
咲き方だそうです。今はパソコンで何でも調べられるので良いですね。
実は私もやぶ椿が一番好きなんですよ。

ryoさん、おはようございます♪
私も山などにたくさん咲いているやぶ椿が一番好きなんですよ。
若いころ草月流の生け花を習っていたのですが、
どんな花よりも、このやぶ椿が一番素敵だと思いました。
ハイキングに行ってこの花に出会うとホッとしました。
ベニオトメという胡麻焼酎があることは知りませんでした。
椿といえば椿油しか思い出せません。

こんばんわ~
椿の木を5本もお持ちなんですか、全部咲きそろうと見事でしょうね~
園芸品種はヤブツバキを改良したものらしいですね。
妙高に自生している椿はユキツバキですが
雄しべが花弁の付け根より上に立ち上がっているので見分けがつきます。
我が家にも2本の園芸品種がありますが、名前は・・・忘れてしまいました

雪ん子さん、こんばんは~♪
越後といえば「雪椿」ですね。
雪なので白い花のイメージがあったのですが、
色は紅もあるようですね。
雄しべが花弁の付け根より上に立ち上がっているのですか・・・
椿は似た花が多いので、見分けるのが難しいですが、
これなら雪椿とやぶ椿の違いはわかりますね。
小林幸子が雪椿という歌を歌っていますが、
私のカラオケ18番です。

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