« 二人展・御茶ノ水にて | トップページ | いただきもの »

2013年7月26日 (金)

真夏の方程式

4547ef9ce09391c4a609c7846a512e0b1
先週の木曜日(7月18日)、「真夏の方程式」を観てきました。

原作は東野圭吾で、テレビドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版第二弾。

主演はテレビドラマと同じ福山雅春。子供が苦手で変わり者の

天才物理学者・湯川学を演じている。


映画は雪の夜、一人の女性が歩道橋で殺害される
シーンから始まる。

「ごめんね、お母さんのせいで」と娘に謝る母。「このことはお父さんにも

一生の秘密よ」


夏休みを美しい玻璃ヶ浦にある、伯母一家経営の旅館・緑岩荘で過ご

すことになった少年・恭平。その旅館に海底鉱物資源開発の説明会に

招待された湯川も泊まることになった。旅館にはもう一人の宿泊客がい

たが、翌日変死体で見つかる。彼は元刑事だった。


元刑事はなぜ玻璃ヶ浦に来たのだろう。

二つの事件の関連性は?

事件を解明していくうちに分かった旅館経営者一家の悲しい秘密。

Se136e139e423dcaf9deda2c953ef9e411



理科嫌いな少年のため
に、貴重な時間を割き、少年の希望を叶えようと

ペットボトルロケットを作り、200m先の海の中を見せるため、何度も実験

を重ねるシーンは、人間湯川の成長を見たようで微笑ましかった。



映画のガリレオはTVドラマのように、難解な数式で事件を解き明かすも

ではなく、重ねられた嘘と罪の方程式を解き明かすヒューマンドラマで

した。あまりの切なさにホロリとした場面もありましたが、まさかガリレオ

で泣くとは思いもよらぬことでした。愛する家族の真実を隠すため殺人ま

で犯し、何も知らない少年を巻き込むのは、決して許される事ではありま

せんが、ラストシーンでの、成美や少年に対る湯川の言葉には、優しさ

にあふれ、救われました。この方程式の答えがこれで良かったのかどう

かは、人それぞれの判断だと思いますが、私は湯川と同じように、これ

で良かったのだと思いました。

« 二人展・御茶ノ水にて | トップページ | いただきもの »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

hiroさん、よかったでしょう?
TVで吉高由里子さんが出てるのを見て、あまりのうるささ(?)に辟易としてたので、
映画もちょっと二の足踏んでました。
でも映画ではかなり抑えられてて気にならずに済みました
こんな感想持たれてるとは、彼女わかるかな・・・
ただのサスペンスではないところが、見応えありましたね。
少年を巻きこんでしまった事にはいまだに納得がいきませんが・・・

hiroさん
 おはようございます
私は大河ドラマ龍馬伝以来の福山雅治のファンで
勿論テレビの「ガリレオ」は毎回観ていました。

真夏の方程式も是非・・・と思っていたので
丁寧に説明して貰って嬉しいです

推理小説は好きで
>重ねられた嘘と罪の方程式を
解き明かすヒューマンドラマ<
単なる推理小説だけでは無いのが好いですね

hiroさんの心情
多分この映画を観た後の私の心情でしょうね
是非映画館に足を運びます
愉しみが増えました
ご紹介ありがとうございます 
 

hiroさん    お早うございます。
福原雅春さんの歌はよく聞いています。
ソフトで感情豊かで大好きです。


テレビのガリレオはたまに見ることがありますが
映画は見ていません。
真夏の方程式は面白そうですね。
hiroさんのわかりやい説明にみてみたくなりました。
嘘とつみの方程式の最後は気になります。

最近は映画館も行っていません

hiroさん おはようございます
hiroさんの大ファンの福山さん主演映画ですね。
hiroさんの解説を聞いて私も見たくなりましたが
映画館が遠くて、長崎まで行かないとないので
テレビ放映を待って見たいと思います。
絵画鑑賞、よい時を過ごされましたね。
リタイア後に良い趣味を持つのは大切なことですね。
第2の人生を同じ趣味で刺激しあう、素敵な人生ですね。

Happyさん、こんにちは~♪
私もガリレオをテレビを見ていた時にはHappyさんと
同じように思いました。ガリレオの最終回前に、
柴崎コウ主演のスピンドラマ、「ガリレオXX 内海薫最後の事件
愚弄ぶ(もてあそぶ)」が放送されたのを見た時、
こちらの方がずっと面白いと思ったので、
ブログに感想をかきましたが、結局吉高由里子さんの
批判が多くなってしまったので、アップするのは止めました。
映画の方が先に撮影されたようなので、映画のキャラクターの
ままでいれば、あれほど批判されなくてすんだのかもしれません。
少年はいつか自分のしたことがわかり、悩む日が
来るかもしれませんが、その時は成美が彼を支え、
真実をありのまま伝えて欲しいと湯川が言っていましたね。


古都人さん、こんにちは~♪
私も「龍馬伝」以来の福山雅治のファンです。
ガリレオも最初のシリーズは全く見ていなくて、
今年の4月のシリーズから見ました。
原作はまだ読んでいないのですが、本屋さんに
文庫本が山積みされていたので、そのうち読んで
みようと思います
私が一番本を読んでいた若いころは、
純文学一辺倒だったので、推理小説を読むように
なったのはごく最近です。
市の図書館で予約ランキングを検索したところ、
10冊中8冊が東野圭吾。2冊が村上春樹でした。
ガリレオ人気は福山雅春ばかりでなかったのですね。

若いころの福山雅春さんもカッコ良かったですが、
40過ぎても魅力は衰えませんね。
歳をとった分役柄の幅が増えるので、これからも
楽しみな俳優さんですね。勿論歌も・・・

本でも映画でも私の一番好きなシャンルは
心が暖かくなるようなヒューマンストーリーか
史実に基ずく歴史ものなのですが、
最近はミステリーや刑事ものも好きになりました。
この映画も中ごろから目が外せなくなるほど
面白かったです。次は「風立ちぬ」が良いかと思っています。

ミミさん、こんにちは~♪
この頃好きな俳優さんが多くて困ります。
福山さんは勿論、「八重の桜」の
山本覚馬役の西島秀俊にもはまっています。
戊辰戦争が終わり、舞台は京都に移りそうなので、
またちょくちょくテレビで見られるかもしません
歩いて25分ぐらいのところにトーホーシネマズ
とマイカルがあるので、映画は見ようと思えば
いつでも見られます。(でも意外と行かないんですよ)
それよりも景色の綺麗な大村市に憧れます。
私ももっと趣味を持たなければと思いますが、
今日は英語のお仲間が一人やめると知り、ガックリしました。
私もいつまで続けられるかな・・・

そうですね~、
わたし達もその“まさか”のカップルでした。
香港、台湾でも上映され、沢山の福山さんファンがいるようです。

観終わって、「ねぇ、あのシーンのあの言葉…」とひと頃は、
我が奥さまによく解説を求めえてたこのわたし、
最近はどうにかついていけてます^^。
映画って面白いですよね、ジャンル問わないわたし達。

こんばんは。

自分も「真夏の方程式」観ましたよ。
本当にいい作品ですよね。

特に湯川先生と恭平君のシーンが良かったと思います。

こんばんは!
「真夏の方程式」原作は読みましたが、
福山ファンとしては映画も見逃がせません。
ご紹介くださったのでなお見たくなりました。

shizuoさん、こんばんは~♪
映画は良いですね。
約2時間、だれにも邪魔されずゆっくりと
見ることができますものね。
映画の感想を書くのは難しいのですが、
shizuoさんのブログからヒントを得て、
回想シーンから書き始めました。
いいですね。二人の感想会。
夫もジャンルを問わず、何でも見てくれると
良いのですが、結構偏っています。

神埼様、はじめまして~♪
コメント、ありがとうございます。
「真夏の方程式」、良かったですね。
私も湯川先生と恭平君のシーン
はとても良かったと思いました。
この一夏の経験で恭平君はもの凄く成長したでしょうね。
将来は科学者になっているかもしれません。
大人になった恭平君も見てみたい気がしました。

Reiさん、こんばんは~♪
映画は原作に忠実に描かれているそうですが
私はまだ原作を読んでいないので、
原作を読んでみようと思います。
Reiさんが御紹介下さった「風立ちぬ」
も良さそうなので、時間が取れたら
見に行ってみたいと思います。

こんばんは!
日本映画で、しかもサスペンスとは
reiさま、珍しいですね。
東野圭吾さんは何冊も読んでますが
これは読んでないようです。
福山雅治さんが主演というだけで
魅力を感じますね!
評判は良い映画のようですね。

すみません!!
皆様のコメントを読んでて、私の前のコメントの
hiroさんのコメントにREiさんと書かれてあるのを
読んで、ついreiさまと書いてしまいました!
ごめんなさい!
それでコメントもつじつまがあわないものになりました。
もう、そそっかしくて本当にごめんなさい!
今、パソコンに向かってあやまっております。

ryoさん、こんばんは~♪
むかしは洋画ばかり見ていましたが、
最近は日本映画を見ることが多くなりました。
と言っても年に数本ですが・・・
東野ファンは多いようですね。
友ブログさんも読んでいらっしゃる方が多いし、
我が市の図書館リクエストランキングでもダントツでした。
私は加賀恭一郎シリーズを少し読んだだけで、
この映画の原作は読んでいないので、
これから読もうと思っています。
映画を見た理由に福山雅春主演と
いうこともあるかもしれません。ミーハーですね。
名前を間違えたこと、気になさらないで下さいね。
私もそそっかしくてたまにすることがあります、

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 真夏の方程式:

« 二人展・御茶ノ水にて | トップページ | いただきもの »

フォト
2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ