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2012年10月10日 (水)

坂東33観音札所17番・満願寺

東北自動車道栃木インターをおり、しばらく走ると石灰の採掘工場が

点在し、あたり一面が石灰の粉で覆われた山間に出ます。この辺は

江戸時代から上質の石灰が採掘されたことから、幕府の御用以外は

諸大名の使用は禁止されていたそうです。全山石灰の山膚は荒々し

く削られ、いつかは山が崩れるのではないかと不安になるほどでした。

山が緑に変わった先に満願寺は佇んでいました。

栃木県栃木市出流町288

出流山 満願寺 真言宗智山派

本尊 千手観世音菩薩 (弘法大師作)

開基 勝道上人

創立 天平神護元年(765)

納経代 300円

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どっしりとした仁王門は徳川時代享保20年(1735)の建立。

Sdsc00507 Sdsc00508

口を開けたのが阿形、口を閉じたのが吽形(うんがた)仁王像。

二体の仁王像は足利時代の作と伝えられています。

Sdsc00479

本堂は日本三御堂(筑波山大御堂、奈良興福寺大御堂)の一つに数え

られ、明和元年(1764)に再建されたものだそうです。本尊の千手

世音は弘仁11年(820)弘法大師・空海が來寺して、彫刻安置された

と伝えられ、災難厄除けのご利益があるといわれています。

Sdsc00481_3
夕方で堂内が薄暗く、字を読むことができず観音経は唱えられませ

んでしたが、空で唱えられる方が多かったのには驚きました。

読経後内陣にあがり、中央に千手観音を奉する立派な厨子、左に

勝道上人、右に弘法大師の像を拝観しました。(撮影禁止)

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手水舎

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珍しい形の鐘楼です。明治4年に消失され、再建されたそうです。

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慈光殿

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ご朱印とご詠歌

故郷を はるばるここにたちいずる 我が行く末は いづくなるらん

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今年の彼岸花は開花が遅れたそうですが、この日今年初めての彼岸

花を見ることが出来ました。栃木県四寺の坂東霊場巡りはこの日で終

わり、次回からは茨城県のお寺を参拝します。

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坂東三十三観音巡り」カテゴリの記事

コメント

hiroさん、おはようございます。
毎日、爽やかな過ごしやすい日が続いています。

万願寺
古くてりっぱな仁王門ですね。
仁王像もどっしりと素敵な姿です。
周りの緑も仁王門を引き立てています。

ツアーで参加すると内陣まで見せていただけるとのこと
うれしいですね。

大谷寺
大谷は石の産地なのですね。
町巡りもよさそうですね。
大谷寺の仁王様の筋肉すごいですね。
お腹もしっかり割れて睨みも効いてます。

大谷寺は崖に沿って建てられているのですね。
建築現場はさぞ大変だったことでしょう。
石の産地、大谷ならではの光景ですね。
本堂から洞窟が続いてそこに磨崖仏が彫られているのですか?
自然の中に立つ磨崖仏は雨風に晒されて少しずつ
削られていきますが洞窟内あれば末永く保存されるでしょうね。
すばらしいですね。

chisayobaabaさん、こんばんは~♪

秋風が爽やかになり過ごしやすくなりました。
信州や那須の紅葉の便りも聞かれるようになりました。
行ってみたいのですが、ドライバーさんが「うん」と
言ってくれるでしょうか・・・

満願寺は宿坊もある大きなお寺です。
本堂の裏は山なので、電気がない内陣は薄暗く
不気味な感じがしましたが、堂々として立派な本堂でした。

大谷寺の磨崖仏は神々しくて、今まで見た観音様の
中で一番印象的でした。
1200年以上前に彫られたのにこれだけ綺麗に
保存されているのは、おっしゃるように
洞窟内に彫られたので雨風に晒され無かったからかもしれません。

hiroさん    おはようございます。
満願寺は歴史ある立派なお寺ですね。
仁王門もずいぶん古い建立で素晴らしく
仁王様がにらみをきかせていますね。
子供の頃はとても怖かったですが・・・・・・
それぞれに特徴があって出会いは楽しみです。
ツアーでは良くお寺にいきます。
9月には山形の出羽三山 山寺 宝珠山立石寺の仁王様もあいました。

満願寺の本堂は日本三御堂に数えられ県指定有形文化財なんですね。
なかなか出かけられませんが歴史ある銘木の千手観世音菩薩はみてみたいです。
もう沢山のお寺を回られたんでしょうね。

茨城県のお寺も楽しみにしています。
 
  

hiroさん
ごめんなさいね。
相変わらずそそっかしくて名前を忘れてしまいました。

hiroさん、おはようございます
ことしは彼岸花が遅く咲いて、いつまでも咲いていますね。
こちらでもまだあちこちに赤い群れが見られます。
秋ともなると、こうして旧跡を訪ね歩きたくなりますね。
茨木や栃木は関西からは遠くて、いまだにどっちがどっちかも
わからないくらいです(*´v゚*)ゞ
関西も西国33ヵ所をめぐる人が多いですよ。
こうして自分の知らない旧跡を見せていただけるのは楽しいものです。
もうすぐ紅葉の季節。
季節の移ろいは楽しみですね。

hiroさん おはようございますcat
いい季節になってきましたね。
観音様拝観ツアーもこれからは紅葉で趣がありますね。
ずっとhiroさんのブログを拝見していると、ツアーでの拝観は
効率よく個人では中々見れないような所まで見せていただいたり
解説していただいたりできるのでいいですね。
これだけ回られると、hiroさんはきっと天国に行けますよ(笑)

歴史が感じられますね。
荘厳さが写真から伝わります。
薄暗い中で、観音経を諳んじてあげておられる方は
信仰深いかたなのでしょうが、日々の精進なのでしょうね。

私はとてもできませんが...。
彼岸花が、またとても美しい!
↓毒草って知りませんでした..。

えつままさん、こんにちは~♪

鎌倉時代の初期に坂東三十三観音霊場が開設された
ので、どこのお寺も歴史が感じられます。
本堂(大御堂)は、足利義満の寄進によって、
観音堂として建立されたそうですが、
1740年の大火で山門を除き、焼失したそうです。
義満といえば室町時代の絶頂期、そのころの観音堂が
残っていれば国宝に指定されていたかもしれませんね。

私もいつか出羽三山や立石寺を訪ねてみたいです。
坂東33観音霊場巡りは来春までかかりそうなので、
それ以後となりそうです。

ネモフィラブルーさん、こんにちは~♪

今年は夏の暑さと水不足で彼岸花の開花が遅れたそうですね。
我が家の近くでも引っ越してきた当時は、地蔵堂の近くなどに
沢山咲いていたのですが、最近はあまり見られなくなりました。
昔は不吉な花のような気がしてあまり好きではなかったのですが、
今は彼岸花を見ないと何か忘れものをしたようで、
毎年どこかに見に行っています。

坂東33霊場は西国33霊場をまねて鎌倉時代に始まったようです。
霊場巡りが趣味のような方もいて、坂東の後は西国33霊場を
巡礼する方も多いようです。西国33霊場は名刹が多いので
訪ねたい気持ちもありますが、33か所となると考えてしまいます。

今日は家から割合と近い横浜で育てられているソバの花を見たり
味わったりしてきました。紅葉を見るのも楽しみです。

catミミさん、こんにちは~♪

暑い夏は家の中でじっとしていたので、
これからは近くでも良いので、外に出かけたくなりますね。
観音様拝観ツアーは10、11月は茨城県の6寺を
予定していますが、紅葉も楽しめれば良いな~と思っています。
ツアーはお天気や時間が選べないのですが、先達さんや
お寺によっては和尚さんの説明を聞けるのが良いです。
忘れっぽいのでボイスレコーダーがほしいくらいです。
天国に行けたら良いですね~(笑)
今はご朱印帳をお守り代わりにしています。

ryoさん、こんにちは~♪

昔の私だったら辺鄙なところにある
ただの古いお寺としか思わなかったかもしれません。
それぞれのお寺に歴史があり、それを知るのも楽しいです。

観音経を諳んじてあげておられる方は家でも毎日
読経されているのかもしれませんね。
私も家で読んでみたのですが、なかなかリズムに
のれませんでした。般若心経ですので、これからは
意味だけでも調べてみようと思います。

彼岸花は子供のころ母から毒があるとか死人の花と聞かされ、
近づいたり」折ったりする事はありませんでしたが、
遠くから見ているだけでも妖しい雰囲気のする
お花だと思っていました。
今は見ないと何か忘れものをしたような気分になります。

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