横浜・山手西洋館~みなとみらいまでのウオーキング③ベーリック・ホール
山手公園から15分ぐらい歩くと左手に元町公園があり、その一角に
べーリックホールが建っています。
ベーリック・ホールはイギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、
J.H.モーガンの設計により昭和5(1930)年に建てられました。
スパニッシュスタイルを基調とし、戦前の西洋館としては最大規模を誇る
建築学的にも価値ある建物だそうです。玄関の三連アーチや4つの葉形
の窓、瓦屋根をもつ煙突など外観の装飾も素敵でした。昭和31(1956)
年に遺族により、宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、平成12
(2000)年までセントジョセフ・インターナショナルスクールの寄宿舎と
して使用されていましたが、閉校となったため、平成13(2001)年
横浜市が建物が所在する用地を元町公園の拡張区域として買収。建物
は宗教法人カトリック・マリア会から寄付を受け、復元・改修工事を経て、
平成14(2002)年から建物と庭園が公開されるようになりました。
装飾が素敵な玄関ドア。日本の住宅と異なり、内側にドアが開きます。
1階 玄関を入って右側の部屋。とても広い部屋で、結婚式や各種イベ
ントなどに使われているようです。居間の左側(北)にはパームルームが
ありました。
1階 玄関を入って左側の部屋。客間は現在は受付になっており、資料
などがおいてあります。奥のダイニングルームもとても広いです。暖炉
の右奥には台所や配膳室がありました。
子供部屋
可愛い小窓はイスラム様式のクワレットフォイルと呼ばれ、四葉の
クローバーを表しているそうです。
主人寝室として使われていた部屋はパネルの展示や書斎風に復元
されていました。
浴室は主人寝室と婦人寝室をはさんだ位置に・・・
夫人寝室にはサンポーチもついています。
壁は何度も塗り替えられているそうですが、各室内の内壁は建設当初の
色に復元されているそうです。日本の住宅は部屋を広く見せるため薄い
色が多いですが、このような大胆な色使いもとても素敵だと思いました。
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