忍野八海

１１月１３日（土）、息子家族と忍野八海・河口湖方面

に紅葉狩りに出かけました

東名高速の御殿場ICから、Ｒ138、東富士五湖道路

須走ICを経由して行きましたが、紅葉が見ごろとあって、

東名以外の道路はかなり渋滞していました。

先ず向かったのが、忍野八海。村営の駐車場はすでに

満車で、車は近くのお土産やさんに駐車しました。

忍野八海は山梨県の忍野村にあり、富士山の雪解け水

が何十年もの歳月をかけて濾過され、湧水となって

生じた８つの湧水池だそうです。写真右側の建物は

お土産屋さん、左側は水車小屋。まわりの池は「中池」

といい、八海では一番大きな池だそうですが、人工的に

掘られたものなので、八海には数えられていないそうです。

八海の中では最も湧水量が多いのが湧池で、

周辺住民の飲み水にも利用されているそうです。

透明度が高く、池の底から水がこんこんと湧きでる様子や、

ニジマスなどがすいすいと泳ぐすがた、水草がゆらゆらと

揺らぐ様子が何ともいえず美しかったです。

湧き水が自由に飲めるようになっています。

名水百選にも選ばれているだけのことはあり、

冷たくてとても美味しい水でした。

水車小屋

たくさんの苔がついた水車がゆっくり回転しています。

水車を回すのは、湧池から汲み上げた水だそうです。

小屋の中では水車の力を利用した「杵つき」や「石うす」

で蕎麦粉が作られていました。 ここで作られた蕎麦粉

を使ったお蕎麦は、八海奥のお店で食べられるそうです。

水車小屋の後ろには濁池があったのですが、桜の木に

絡みついた美しい実に目が釘付けとなり、写真を撮る

のを忘れました。濁池は↓の小川と隣接しています。

（美しい実はツルウメモドキでした。歌まろさん、ありがとう）

川沿いにはたくさんの桜が植えられていました。

春になったらさぞきれいでしょう。

この先、左手に銚子池がありましたが、入口から

少し覗いただけで通り過ぎました。

心なごむ懐かしい水辺の風景です。

池にも劣らないくらい水が綺麗で、１１月だというのに

川辺の草も青々としていました。

年間の平均水温も１２度位だそうです。

鴨さん、気持ちが良さそうですね。鴨はどこででも見られ

ますが、こんな近くで写せたのは初めて、感激しました。

お釜池はお釜の中でお湯が沸騰するように湧出して

いるところから命名されたそうです。面積は八海最少

だそうですが、池の中央は水深４mもあるそうです。

水は澄み、深く沈んだ銀杏の実が見えるほどでした。

この他、菖蒲池、鏡池、庭抜池、出口池がありますが

気がつかないうちに通り過ぎたり、離れていて見に

行くことができませんでした。

忍野八海の入り口付近の露店で食べた草もち、

とても美味しかったです。

中のお土産屋さんで食べたお豆腐も最高でした。

やはり食い気に勝るものはなさそうです

忍野八海は７年半前頃、夫の運転でまだ独身だった

娘とクッキーの４人？で訪ねた時以来です。

クッキーがあまり歩かず、抱っこして歩いたことを

思い出しました。