天寿をまっとうした義父
先日、義父が老衰のため亡くなりました。
享年99、最後までボケることなく、安らかに眠るような最期でした。
私が結婚した頃は、長年務めた自動車会社を定年退職し、
系列のディーラーで経理の責任者として働いていました。
幼いころ母親を亡くしたため、賑やかな家族に憧れて
いたのでしょうか、(私の想像です)
6人の子供をもうけ、家族のために一生懸命働いてきました。
とても優しくて子煩悩、孫達もみな可愛がってもらいました。
読書が好きで、居間の壁面の天井まで届く本棚には
沢山の本が収められていました。
初めて夫の家に泊まり、タイル張りの丸い大きなお風呂に
入った時は、昔は親子や兄妹で楽しく入浴して
いたのだろうと想像して、一人湯船で微笑んだものでした。
義父は私が結婚する以前から、心臓の薬を飲んでいましたが、
一病息災とはよく言ったもので、私が知っている38年間で
入院したのはヘルニアを手術した時と、
ここ2~3年、足腰が弱り、歩行困難になってからだけでした。
葬儀は密葬で行いましたが、仕事や遠くに住む孫達を除き、
20人以上の子供、孫、曾孫が集まりました。
末っ子を10年近く前に亡くすという、辛い出来事もありましたが、
お義父さん、天寿を全うできて本当に良かったね。お疲れ様でした。
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