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2008年11月 8日 (土)

藤村記念館

馬籠宿の中ほどにある藤村記念館を訪ねてみました

藤村記念館は藤村の生家 馬籠本陣跡にあります

藤村は明治5年に本陣 庄屋 問屋を務める旧家島崎家の

四男として生まれ 九歳の時上京するまでここで過ごしたそうです

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黒塗りの冠木門[かぶきもん]を入ると 

正面の白壁に藤村の言葉を記した 朱塗りの額がかかっています

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血につながるふるさと

心につながるふるさと

言葉につながるふるさと

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(記念館前の庭園より)

生家は明治28年の大火によって焼失しましたが

昭和22年に地元住民の勤労奉仕によってこの記念館が建ったそうです

入場券には『簡素』という文字が・・・藤村の好んだ言葉だそうです

Dsc06961

回廊の奥には島崎藤村の像が置かれていました

Dsc06966_2

唯一焼失を免れた祖父母の隠居所

この二階が少年時代の藤村の勉強部屋だったそうです

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機織り機や井戸は当時のままの姿で残っていました

Dsc06968 Dsc06960

このほかにも藤村直筆の原稿 蔵書等が収められている

文庫も見学しました(撮影禁止)

藤村は私が中学一年生の時 純文学的なものに興味を覚える

きっかけとなった「破戒」の作者です 

ずっと前から訪ねたいと思っていましたが

なかなか機会がありませんでした 

一日のバスツアーでしたが やっと念願がかないました

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コメント

hiroさん、おはようございます。
念願かなっての馬籠宿、藤村記念館訪問だったのですね。
hiroさんの中学生の時からのあこがれたっだんですね。
「破壊」が純文学への興味を持ったきっかけと言うことで、きっと感受性豊かな少女でいらしたんだなと思います。
晩秋の馬籠を満喫されたことでしょう。
前述の記事を見て、あ、懐かしいここに行ったなと思い出しました。
通りの雰囲気、大黒屋(って言うんでしたか)さんの前で写真を撮ったことなど。
何年前かな?と記憶をたどってみると、ナント20年くらい前です。
月日が経つのは・・・。

hiroさん、おはようこざいます♪
一番に思い出すのは、やはり若菜集の初恋ですが
hiroさんが純文学、藤村に興味をおぼえられた「破戒」も
思い出します
憧れの地、憧れの記念館での時間は、hiroさんの中学時代をも思い出される
貴重なお時間だったでしょうね
私も故郷を長く離れていましたので
血、心、言葉・・・全てが、故郷につながっています 
一度行ってみたかったのに行けなかったところ
見せていただけて、本当に嬉しいです(*^。^*)

おはようございます。
今のようにパソコンをしていなかった頃に行ったので、
何も判らず見て帰ってしまいました。
私は文革少女でなかったので、
今はもう少し本が好きな子に育って居たらと思います。
ふるさとは何時になっても良いものですね。
又の機会があったら寄って見たいと思います。
主人は車で行くのが好きなのですが、
ツワーは説明などをしてくれるので私は大好きです。

とても素敵なところに行かれたのですね。。。
実際に住まれていた場所をのぞかせてもらえるのって、
なんだか知らなかった部分がわかりそうで楽しいですよね。。。
いつまでもこの建物を残してもらいたいですね。。。

こんにちは~!

藤村記念館、
きっと中学生の頃に読んだ
破戒を思い出しなつかしかった
ことでしょう。
思い出の本の作者のゆかりの
地に行かれてよかったですね。
私もこちらで見せて頂いて
うれしいです。

hiroさん、おはようございます。

藤村記念館懐かしいですねぇ。

実は1昨年の5月に馬籠に立ち寄った時、ふらっと
記念館にもお邪魔しました。

藤村の小説にはあまり縁がなかったのですが
折角ここまで来たのだからということで、半ば
冷やかし半分で入館した次第です。

その時の記録を拙ブログに載せています。
もし、お時間がある時にでも、見てやってください。
http://1120kura.at.webry.info/200705/article_17.html

それにしても、中1で「破戒」を読んで、純文学に興味を持たれ始めた
とか。
すごい!

僕の中1。何をしていたのかなぁ。
どうせ、ろくなことしかしていなかったと思います。

おはようございます~
馬籠宿、藤村記念館・・・
感傷にふける秋にふさわしい素敵なバスツアーですね。
行ったことがないので信州方面とか憧れます。
藤村の「破壊」は今読み返したら
また違うのでしょうね・・
純文学はもう長い事読んでいないな・・
なんて、思い返しました

hiroさん こんにちわ~!
私も10数年前 ツアーでこの記念館にも行きましたが 
さっと見ただけで余り印象に残っておりません。
中学の時の教科書に破戒が出てきて差別という言葉を
始めて知りました。
最近は 私も 本は随筆や軽いものばかりしか読んでいません。
活字も大きい本を選ぶようになりました~

ムムムさん、こんにちは^-^
破戒は中一の時仲良くなったお友達から
借りた文庫本を読んだのがきっかけでした。
感動して夜も寝ないで一気に読みました。
あの頃は今に比べ誰でも感受性の強い時期かも
しれませんね。でもちょっと暗かったかな~
ムムムさんは20年も前にいらしたもですね。
私の20年前は長女の高校受験であまり旅行に
いけませんでした。

hiroさん こんにちは。
藤村の生家が焼かれて昭和22年に記念館が建てられた年に私も生まれました。
そして中学のとき破壊を読んで感想文コンクールで賞を頂いたことが思い出され懐かしさでいっぱいになりました。
なんだかhiroさんとは不思議なご縁があるように思われてなりません。

ふくさん、こんにちは^-^
初恋とか千曲川旅情の歌はいつまでたっても
心に残っていますね。
中一の時あんなに感動した破戒でしたが10年前に
読んだ時にはそれほどでもありませんでした。
あの頃は正義感も感受性も今よりずぅ~と
強かったのですね。
まだまだ行きたいところはたくさんあります。
ほんとはクッキーを連れてのんびりした旅も
したいのですが・・・
ふくさんは今故郷に戻られたのですか?
やはり故郷は好いですね。

カコさん、こんにちは^-^
私も昔家族旅行に行っていたころは
ただ見て帰ってくることが多かったですね。
文学少女というほどでもありませんが
お勤めする前まではよく本を読んでいました。
でも今は活字離れして趣味の雑誌が中心に
なってしまいました。
あの頃の私は何だったのでしょう、と逆に
思ってしまいます。
カコさんはよくご主人様と一緒にドライブ旅行
されたり故郷にも帰ることが出来てよいですね。
私は夫と行くのはハイキングが多いです。
車で日本一週出来たらいいと思いますが、夢です。

まつんこさん、こんにちは^-^
いままで藤村について知らなかったことも
たくさん知ることができました。
でも少しがっかりしました。
藤村は家庭人としてはあまり出来がよく
なかったようです。

こういう古い町並みを残すのは生活している
方には大変だと思いますが残して欲しいですね。

kazuさん、こんにちは^-^
私が本を読むきっかけを
作ってくれた作家ですので
思いいれもありました。
やっと故郷を訪れることが
出来てよかったです。
神奈川の大磯にも藤村が晩年を
過ごした家が残っていますので
いつかいって見たいです。

島崎藤村の生家に行かれて感激なさったことでしょうね。
私も中・高生の時期は本をたくさん読みましたが、
今振り返れば島崎藤村は読んでいません。
教科書で習ったくらいですね。
最近純文学なんて遠い存在ですね。
でも読んでみたくなりました。

Kuraさん、こんにちは^-^
Kuraさんの藤村記念館を訪れた時のブログ
見せていただきました。
ボタンや石楠花が美しく咲いていましたね。
私が行った時はお花は咲いていませんでしたが
ドウダンツツジの真っ赤な紅葉がとても綺麗でした。

私が破戒を読んだのは 友達から借りた
1冊の文庫本がきっかけでした。
中学時代は主に日本文学、それ以後は世界文学
をよく読みました。でも結婚してからはあまり読んでいません。
あの頃の感動、もう一度味わってみたいものです。

アガパンサスさん、こんにちは^-^
私も最近はほとんど純文学はよんでいません。
たくさん読めば感動する本もあると思うのですが
なかなか気が向きません。

破戒は10年前頃読み返しましたが
あの頃のような感銘は受けませんでした。
終わりまで読むのが大変でした。
私の何が変わったのでしょうね。
もう一度感動する心を取り戻したい
と思いました。

ゆきこさん、こんにちは^-^
私も最近は軽く読めるものが多くなりました。
一時期 向田邦子さんの小説にはまっていましたが
今はそれすらありません。
ガーデニングに関する本が多いです。
何か良い本にめぐり合いたいと思いますが
たくさん読まないことにはめぐり合いませんね。
今は本よりガーデニングかな~・・・

あこがれの「破戒」の作者藤村記念館を訪ねることができて良かったですね。そして馬籠宿も。
信州生まれの私は初恋とか千曲川旅情の歌の方が身近です。
若い日に読んだ「破戒」
いま読み返したらまた違った感じ方をするのかも知れません。

戦国腹の記事を読みたいと思ったのですが、
私は忙しい日々でゆっくりとスライド、動画を見ていられません。
記事だと読めるんですが。。。
またゆっくり寄らせて頂きますね。

oasisuさん、こんにちは^-^
oasisuさんとはほんとに共通項が多いですね。
年齢もoasisuさんが早生まれなら同級生です。
学生時代に出会っていたら親友になれたかも
しれませんね。
それにしてもoasisuさんは凄いですね。
感想文コンクールで賞をとられたのですね。
私は昔 読むのは好きでしたが書くのは苦手でした。
破戒の文庫本を貸してくれた友達とは1年間
毎日交換日記をしていました。懐かしい思い出です。

Happyさん、こんにちは^@^
私が一番本を読んだ時期はHappyさんと同じ
中・高生の頃でした。
Happyさんは今でも良く本を読んで
いらっしゃいますが
私は最近は読んだとしても実用書ばかりです。
いつもHappyさんのブログに登場する
本を読んでみたいと思うのですが
なかなか思うように読めません。
老眼でもまだ読めますので今のうちに
少しでも読んでおきたいと思いました。

ろこさん、こんにちは^@^
藤村の小説で読んだのは破戒だけでしたが
私には衝撃的なことでした。文学を好きになった
きっかけとなった本ですので一生忘れることは
ないと思います。
でも今読んだら読みきれるかどうか・・・
10年前に読み返したのですが、あの頃の感動は
ありませんでした。
私も藤村の詩は好きです。
学生の頃は一生懸命に暗誦しました。
おかげで今でも良く覚えています。

馬籠宿、藤村記念館訪問素敵な旅でしたね。
暫し少女の頃の思い出に浸られたのではと思います。
中学一年で「破壊」純文学に興味を
覚えられるとは、hiroさんは文学少女だったのですね。
自分の中学一年は如何だったかと
考えてしまいました。
こうした思い出が残っていないのは、残念に思います。
藤村の言葉は良いですね~
ドウダンツツジの紅葉、とっても綺麗ですね。

島崎藤村ですか
とても歴史ある佇まい。昔の景色も思い描けるような風情ある所ですね~
島崎藤村の書は一度も読んだ事がないのですが、
なんだか気になって来ました。
hiroさんの念願叶ってのご旅行だったんですね
お天気にも恵まれて素敵なご旅行でしたね★

すみれさん、こんばんは^-^
念願の藤村記念館に訪問できてよかった
です。この小説を読んで初めて部落民
という言葉を知りました。
部落民ゆえに苦悩する主人公の気持ちが
わかるような気がしました。
今読んだらあの時のように感銘は受けないかも
しれませんが、あの多感な時期に藤村の本を
読んでおいてよかったとつくずく思いました。
ドウダンツツジはとても綺麗でしたよ。


laverodogさん、こんばんは^-^
今はあまり島崎藤村は読まれないかも
しれませんね。
私は島崎藤村とか太宰治が好きな
ちょっと暗めな少女でした。
今は平凡な ちっとも本も読まない
おばちゃんになってしまいましたが
あんな時もあったなぁ~と過ぎし日を
思い出しながら 良い旅が出来ました。

hiroさんにとって、馬籠のメインはやはり「藤村記念館」でしたか・・・中学生のhiroさんが夢中で「破壊」を読んでらっしゃる姿を私は想像できそうです
hiroさんのブログにおじゃまして、hiroさんの文章にふれて、hiroさんの感性豊かな暖かい文章の原点は藤村にあったのだなぁ~と思ったりしています

私も昨年の秋にここを訪れたこと、あれこれ思い出され、とても懐かしい想いで読ませていただきました

vamillaさん、おはようございます^@^
いまは破戒は読めないかもしれません。
でも本に夢中だったあの頃を思い出しながら
しみじみとした良い旅が出来ました。
本を読むのが好きだったので国語の成績は
良かったのですが、書くほうはさっぱりです。
vanillaさんのように文章力があればいいな~と
いつも思っています。

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